イルカ食ってきました@東宝茶屋(新宮)
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伊豆・熱海に続いて、三月末に和歌山旅行に行ってきました。
自然は雄大だし、ご飯もおいしいし、非常に充実した旅でした。
また詳しい旅行記を書こうと思いますが、
新宮の東宝茶屋というお店は強く印象に残りました。
一見ありふれた居酒屋ですが、メニューが非常に独特です。
こんな感じ。
さすが和歌山と思わせるラインナップです。
これを目当てにこのお店に来ました。
イルカもさることながら、僕が物心ついた頃はすでに
クジラも食卓から姿を消していたので、
どちらも僕にとって目新しい食べ物です。
残念ながらミンククジラは品切れ中ということだったので、
ゴンドウクジラの尾の身とイルカを注文。
それから和歌山らしいものをということで、
郷土料理のサンマの馴れ鮨や、
熊野和牛の網焼きをチョイスしました。
まずやってきたのが熊野和牛です。
香ばしい匂いと湯気をまき散らしています。
見た目からしてすでに反則です。
表面がカリッとしていて、中から肉汁が溢れ出します。
塩胡椒もよく効いていて、パンチのある味です。
高級焼き肉屋でもなかなか味わえません。
うますぎて友人が奇声をあげていました。
続いてクジラとイルカの登場です。
こちらがクジラの尾の身。
こちらがイルカです。
店員さん曰く赤ちゃんイルカらしいです…。
どちらも生姜醤油でいただきます。
まずイルカを一口。
白い部分は皮の部分らしいですが、凄い歯ごたえです。
なかなか噛み切れません。
そしてなんとなく覚えのある味がします。
これは、そう……馬刺です。
歯ごたえのある馬刺という感じです。
生姜醤油と相まってなかなかいけます。
続いてクジラをぱくり。
イルカよりも柔らかくてあっさりしています。
こちらも魚っぽいですが、どことなく動物性のお肉の風味があります。
個人的にこちらのほうが好みです。
そしてやってきたのがサンマの馴れ寿司です。
これはちょっとインパクト強すぎました。
馴れ鮨とは要するに、サンマの鮨を乳酸菌で発酵させたものです。
店員さん曰く、「サンマがチーズになったようなもの」だそうで…。
サンマだけでなく米までドロドロです。
姿を見ただけで注文したことを後悔しました。
しかもかなりのボリュームです。
地元民はこれをお酒の場でよく食べるそうです。
すると二日酔いにならないとかなんとか。
その気になればこのお店では30年ものの馴れ鮨が食べられます。
地元民でもきつい代物らしいです。
30年前のサンマはもはや原型をとどめない液状だそうです。
「サンマがチーズになったようなもの」というフレーズと
見た目だけですでに食欲ゼロでしたが、
せっかくだし体験してみようということで、
恐る恐る一切れ口に運んでみました。
思ったほど生臭さや発酵臭は感じませんでした。
ただひたすらべちゃべちゃしていました。
その食感ですでに吐き気がこみ上げます。
際立った味はありませんでした。
僕は一口でギブアッブ。
友人も最初はびっくりしていましたが、
途中で慣れたらしく、一人でぱくぱくと全部食べてしまいました。
このあたりで僕も友人も無難なものを注文し始めます。
なんだかビックリするものが続いたので、
そろそろ安心して美味しいご飯が食べたい…という動機です。
それに刺身、刺身、鮨と続いたので、あったかいものが食べたくなりました。
黒豚の網焼き。
熊野和牛の網焼きがすごく美味しかったので、
これも間違いなく美味しいだろうと予測しました。
実際これまたジューシーで塩胡椒が利いててたまらなかったです。
黒豚の角煮。
大きいです。
口に入れると簡単にほぐれていきます。
甘い煮汁とからしがベストマッチです。
豚さんは偉大です。
カニグラタン。
チーズがぱりぱりです。
サンマのチーズは無理ですが、普通のチーズは好きです(笑)
熱々をいただきました。
食後に僕と友人がたどり着いた結論。
それは、「やっぱり牛と豚は最強」ということでした。
イルカもクジラもその他魚類もおいしいですが、
やっぱり牛豚にはかないません。
食われるべくして生まれた生き物です。
お肉への愛を再確認したお店でした。
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